2006年活動報告  

  
じゅごんの里
ジュゴンとともに生きる暮らし


東恩納琢磨 (ジュゴン保護基金委員会)

@
修学旅行でのカヌーツアー

2001年 1校
2002年 5校
2003年 22校
2004年 31校
2005年 27校

2001年-2005年で86校約3500人

平和・環境活動の人とあわせて約5000人が大浦湾でカヌー体験

@海ぶどう、もずく、泡盛の販売

地域でとれたもの、作ったものを売る

グローバルな経済にまきこまれない地域経済を作る

A紙芝居

「じゅごんのザンザン」…ジュゴンがニライカナイから神様を背中の乗せてやってくるお話

地域の子どもたちにジュゴンがいる場所で育つことに誇りを持ってもらう

C自主ルールを作る

・大浦湾やジュゴンの棲む海域でのジェットスキーの禁止

・海底のサンゴの保護

・刺し網、定置網の問題  漁業補償や海ぶどう養殖の提案など

Dジュゴンと暮らせる地域づくり


自然を守り地域をイキイキと活性化させる取り組みを作っていく

                       
海で生活する人が自分たちの捕ったものを売る

             
じゅごんの里パンフレットから

【まとめ】

ジュゴン保護は国際的問題

IUCN(国際自然保護連合)は、2000年、2004年の国際会議でジュゴン保全を日本政府に勧告しています。

政府はジュゴンを守る国際的責務を負っているといえます。


フィリピン、ベトナム、タイの政府も国際的信用を守るため、ジュゴン保護区を設置しています。

IUCN勧告の履行を求める運動を強めていきましょう。

地域に根ざした保護区作り

保護区作りは地元の人たちとともに

           
                  浅瀬でエサを食むジュゴン(タイ)
PHOTO カンジャナ・アドゥヤヌクソルルヤヌクソル


文責SDCC