2010年活動報告  

7月3日:じゅごんの里ツアー2日目@
大浦湾・辺野古の海めぐり
場所:沖縄・名護市


じゅごんの里ツアー2日目(7/3)は、いよいよ船で海に出ます。
大浦湾の最奥、瀬嵩(せだけ)という集落にある「じゅごんの里」に集合
「じゅごんの里」の東恩納琢磨さんから「今日は、大浦湾に出ます。アオサンゴを見たいと思いますが、昨日の雨で水が相当濁っているので、見れない場合は別のポイントに行きます」などのお話しがありました。

アオサンゴ見たいなあ・・・。
SDCCスタッフから今日一日の行動予定をお話ししてから、汀間漁港に向かいました。
汀間漁港で、参加者に基地建設予定地やアオサンゴの位置などを示した地図をお渡しして、地図の見方を説明をしました。
それから、シュノーケルの使い方講習。
生まれてはじめてシュノーケルに挑戦する方もいます。
しっかり使い方を覚えておきましょう。
さあ、2艘の船で出航
行ってきま〜す。
まず向かったのはアオサンゴ群落の場所。
ああ・・・しかし、やはり海水が濁って、何にも見えない・・・。残念
でも濁りの少ない場所に移動し、ハマサンゴを見ました(熱帯魚も見れたよ)。
ランチをする平島に向かう途中、長島のエリグロアジサシ営巣地のそばを通りました。岩の上で羽を休めているのが見えますか?
エリグロアジサシは日豪渡り鳥条約保護鳥です。
平島到着。
大事な荷物(お弁当も)が濡れないように運びます。
お弁当を食べて少し休憩。
白い砂浜は、サンゴの骨格のかけらです。
休憩してから、島のまわりでシュノーケル。
小さくてきれいな熱帯魚や、結構大きい魚まで色んな魚を見ることができました(おいしそうとの声も)。
東恩納琢磨さんから、基地の埋立予定海域がどのあたりかなど説明していただきました。
この平島のすぐ近くまで、埋め立てる計画なんてひどい
ランチの後、平島を後にして、ジュゴンにとってとても大切な海草藻場を見に行きます。
左が長島(灯台があります)、右が平島。
海草藻場は、キャンプシュワブのすぐ前。
濃い色になっているところに海草が生えているのです。
この辺り一帯が、埋め立て予定地って
船を止めて海草藻場を観察。
陽がさすと、とたんに海が輝き出します。
辺野古・大浦湾の豊かさを体感するにつけ、この海を壊してはいけないと、強く思うのです。
さよなら平島
来年もまた来るね・・・。