2010年活動報告  

10月18日〜29日日:COP10 国際交流
場所:国際会議場&生物多様性フェア(名古屋)



COP10の登録者数は1万人ほど。
そのうち海外参加者が、かなりの数を占めます。


すてきなサリーを着た人とパチリッ。

SDCCスタッフは、会議場内で積極的に、海外参加者へのアピールをしましたここでもジュゴンの折り紙は大人気

白鳥公園(エキスポゾーン)のブースにも出かけました
このかわいいポスターはパラオのジュゴン
パラオは、10月はじめのアブダビの会議でジュゴン保護覚え書きに署名した国です→こちら
左から2番目の方のお母さんが、会議に参加されたそうです。
彼も飛行機から40頭ほどのジュゴンの群れを見たことがあるそうです。
アメリカの研究者(中央)とスリランカのジュゴン保護に取り組む方(左)。
内戦が続いたスリランカでは、環境保護活動も大変です。
米軍基地建設計画のことをお話しすると、「我々も共通の課題を持っている」とおっしゃっていました。
インド政府のブースです。
様々な生きものの写真の中にジュゴンもいました
インドでもジュゴンは数が減り、100頭ぐらいになっているのですが、政府の保護策により少しずつ増えて来ているとのことインドのマンナル湾海洋国立公園では、ジュゴンをはじめ様々な海洋生物の保護が行われているそうです。

ブースに遊びに来てくれたタイからの参加者の皆さん。
タイもジュゴン生息国ですよ。保護区もあります。
ジュゴンの折り紙を気にいっていただけました

1000人パレードで出会って、翌日ブースに来てくださったGyeongnam Ramsar Environmental Foundation (Gyeongnam ラムサール環境基金)の方たち。
ジュゴンの危機的状況や、沖縄本島への米軍基地集中にとても驚かれていました。韓国の人にとって、米軍基地問題は他人事ではないのです。
韓国といえばWetlands&Birds Koreaの方とも知り合いになりました。
2012年のIUCN第5回世界自然保護会議は韓国のチェジュ島で開催されます。韓国の方たちとは「チェジュで会いましょうね」と再会を約束しました。
2008年IUCNバルセロナ会議で出会ったマサイの方。
COP10開会式で再会しました。

IUCNチェジュでも、色んな方との再会、新しい出会いがありそうです。

ジュゴン生息国には、厳しい政治情勢を抱えている国も
少なくありませんが、世界の声が集まれば、ジュゴン保護を進めていけると実感しました。