2012年活動報告  

9月6日〜15日:第5回世界自然保護会議その5
済州島・韓国


本会議場内、ポスター掲示エリアです。

ポスター掲示は、申し込みが多数あり、却下されることもあるのですが、SDCCはふたつのポスターを掲示できました。
ひとつはこちら。

「2回のIUCN勧告と決議のその後−沖縄ジュゴン保護と基地建設−」
ほとんどの団体・行政・企業が活動紹介や地域紹介、研究報告だった中、過去、2度のIUCN勧告と1度の決議が、沖縄ジュゴン保護に与えた影響というテーマは一般の人をはじめ、特にIUCN委員やメンバーに注目されました。
UCN勧告/決議は、今のところ、まだ政府の基地建設の撤回、ジュゴン保護推進にまで、結びついていません。
しかし、専門家やメディアの注目を呼び、地元やNGOの人々にアセスに関わるきっかけを与え、それが5400以上の市民からのパブリックコメントや沖縄県知事意見、今の名護市の環境に重きをおいた地域活性化を後押ししています。
2つ目のポスターでは、SDCCの国内での取り組み内容について紹介する発表を行いました。
ジュゴンを取り巻く国内外の状況と、沖縄の状況などの背景を説明し、その状況を改善するために私たちが国内でどのような活動をしているのかを紹介しました。
具体的には、署名活動やフラッグキャンペーン、ジュゴンでトレイン、折り紙教室や写真展などを写真入りでわかりやすく説明しました。
もちろん、現地を訪問する「じゅごんの里ツアー」も紹介しました。
ジュゴンちゃんの声かけもあって、たくさんの人がポスターを見に来てくれました。
他と比べても、人気のポスターコーナーになりました。
 ここでも、いろんな人と出会いました。

この真ん中の方は、Chicago Zoological Societyの名誉会長の、George Rabb博士

カンジョン村が総会に提出した、決議案について、意見交換しました。

また、現在沖縄在住で、以前から辺野古基地問題に関心があったので、何かしたいという女性(海外の方)もいらっしゃいました。

ポスター展示は、はじめてでしたが、SDCCの活動、ジュゴンと基地問題について、しっかり伝える良い場になりました。

ZAN