2012年活動報告  

7月6日:第7回じゅごんの里ツアー
那覇~名護:沖国大モニュメント・佐喜眞美術館(沖縄)


7月6日~8日、2泊3日のツアーがはじまりました。
台風だった去年とは、うって変わって、とても良い天気

今までのツアーでは、那覇から名護まで、高速を使って移動していたのですが、今年は、基地の現実を知るために、地道を走ることにしました。

空港→山下(軍港)→真嘉比・天久→キンザー→大謝名→沖国前→美術館というルートを取りました。
   宜野湾市の沖縄国際大学です。2004年に普天間基地所属のヘリが墜落。

焼け焦げた木が記念碑になっています。
  事故のことを記した説明板。

米軍があたりを閉鎖し、地元警察さえ中に入れなかった。

近くの民家に、プロペラの一部が飛び散って、あわや大惨事でした。
壁の一部が、保存されています。
事故をわすれないように。
道一つ隔てて、マンションなどが立ち並んでいます。
普天間基地のフェンス沿いにある佐喜真美術館
基地に取りこまれた、土地を取り戻して建てられました。
まず、屋上に上がって基地を見学。
そして、スタッフが普天間基地のことを説明しました。

訓練回数は、どんどん増え、周辺の住民は騒音と事故への恐怖にさいなまれています。

オスプレイの配備など、とんでもないことです
先祖代々のお墓が基地の中に囲い込まれて、自由に墓参することもできません。
この広大な基地が一刻も早く返還されて、住民の手に戻りますように。
佐喜真館長さんに、ジュゴンマスコットをお渡ししました。
喜んでくださって、うれしいです
館長さんが、戦前の宜野湾がどんなところで、米軍が来てどうなったのかや、美術館の成り立ちなど、色々お話ししてくださいました。
みんなで記念撮影。
ありがとうございました
美術館を出た後は、瑞慶覧→北谷→砂辺→防衛局前→読谷→仲泊→石川インター→許田→名護というコースを取りました。

嘉手納基地のそばの砂辺あたりでは、基地の外に米兵用の住宅があるのですが、地元の人が入居している公営住宅が随分古くなっているのと対照的に、豪華な家並みが続いていました。
読谷付近で、たくさんのショベルカーを発見。

何の工事かと思うと「不発弾処理」の看板が。

沖縄では、今も戦争が終わっていないのだと実感しました。

つづく・・・

ZAN