2012年活動報告  

7月7日:第7回じゅごんの里ツアー
大浦湾を満喫(沖縄)


さあ、いよいよ船で大浦湾へ。

埋め立てが計画されている海がどんな海なのか、体験・体感してほしい

というツアーのメイン企画です。

大浦湾の奥にある汀間漁港から出発

汀間漁港の海人さんの船です。
  (写真:牧志治さん)

こちらは、東恩納琢磨さんの「じゅごんの里」
   漁港から、出ていく2艘。
   ひゃ~、陽射しが強い

でも、海も空もきれい
  (写真:牧志治さん)

まず向かったのは、大浦湾の東側。

チリビシのアオサンゴ群集、見られるかな~
  (写真:牧志治さん)

マスクをつけて、シュノーケルの準備をしています。
いざ海の中へ。

あ、そんなに冷たくない。
見えました!アオオサンゴ。

水がきれいなので、海底からそそり立つアオサンゴの様子がきれいに見えます。

小さな魚もたくさん泳いでいます。
(写真:牧志治さん)


すごかったね!もっと見ていたかった!

と興奮しながら、船に戻りました。
次は、灯台のある無人島・長島へ。
空に面白い形の雲が浮かんでいます。
長島に到着。階段を上って灯台へ。

更に見晴らしの良いところまで、生い茂った草を払いながら登りました。
長島から、安部崎方面を見たところ。

安部崎と安部オール島の間に、遠くバン崎が望めます。
くるっと向きを変えて、平島側。

何度も来たけれど、今までで一番海の色がきれいです。
エリグロアジサシもすいすい飛んでいました。

(営巣中なので、よそ者を警戒して、そばに飛んでくるそうです。エリー、ごめんね
みんな、極上の笑顔ですね。
お待ちかね、平島の砂浜でお弁当。

おいしいな

沖縄のお弁当って、安いしボリュームあるし
対岸のキャンプシュワブを見ながら、東恩納琢磨さんが基地計画について、お話ししてくださいました。

「この近くまで、埋め立てられることになる。」

「そうなれば、大浦湾は死んでしまいます。」

こんな素晴らしい海を埋め立てて、しかも基地を作るなんてありえない。

はじめて来たときも、何度来ても、その思いは変わりません。
アセスも終わっていないのに、陸上部分の建物の建設が進むキャンプシュワブ。

前の浅瀬に、ジュゴンの食べる海草が生える藻場があります。

ここは沖縄本島最大級の藻場です。

海草藻場は、「海のゆりかご」と言われ、ジュゴンだけでなく、たくさんの生きもののすみかです。

ちょうど干潮だったので、たっぷり海草の観察も出来ました。

すばらしい海体験が出来ました。

ZAN