2018年活動報告  

6月30日:じゅごんの里ツアー2日目
交流会


ツアー2日目の交流会は、名護市東海岸二見にある民宿「てるや」さんで。
きれいに手入れされたお庭でバーベキューをするはずだったのですが、
台風による強風で断念。お部屋の中で食べることになりました。


お肉と野菜は玄関前で焼きます。


大量のお肉を、次々に焼き上げる最強コンビ。


20数名がひしめきあって、ワイワイにぎやかです。
いつもてるやさんのバーベキューはお肉が多くて、
食べきれないのですが、今回は完食


2000年にジュゴンの棲む大浦湾の自然を体験してほしいとじゅごんの里を立ち上げた東恩納琢磨さん。
今までたくさんの方が、じゅごんの里でカヌーやダイビング、マングローブ散策などを
体験されています。
「以前親子でやってきて、当時は子どもだった子が、戻ってきてこちらで
仕事に就いたり、こちらの大学に入ったりと、続けてきたことの手ごたえを感じている」
というお話に、続けることの素晴らしさ、希望を感じました。


毎年ツアーの散策ガイドをしてくださる浦島悦子さん(右から2番目)は、
名護市史の編纂もされ、東海岸の自然、歴史、文化などにとても詳しい方です。
きれいな声で「喜瀬武原」「芭蕉布」の2曲を歌ってくださいました。
米軍の演習を実力で阻止した喜瀬武原闘争について、はじめて聞く参加者もいて、
皆さん熱心に耳を傾けていました。




台風が近づいてはいるものの、雨はまだ降らず。
きれいな月が私たちを見守ってくれていました。

翌日7/1(日)ツアー3日目は、台風の接近にともない、予定を変更して
朝、民宿「てるや」を出発、那覇に戻りツアーを解散しました。

台風で、船で大浦湾に出ることができませんでした。
また、シュワブゲート前の座り込みテントも閉鎖されていましたし、
土曜夜のピースキャンドル行動も中止でした。
でも、沖縄台風という大きな自然の力を感じ、それとともに生活されている
地域の方々の大変さ、たくましさも感じることができましたし、
貴重なお話を聞き、交流できたことはとても大きな成果でした。

参加者からも
「来年は絶対海に出たい!また参加します」
「戻ったら、地域でツアーの報告会をします」
「生協活動をしてきたが、沖縄のことも自分にとって大きなイシューになった」
など、たくさんの感想をいただきました。