2007年活動報告  

7月15日:ゆんたく集会
場所:沖縄県・沖縄大学



7月15日、台風が過ぎ去った後の那覇市内にある沖縄大学でゆんたく集会がありました。
主催はWWFジャパン、日本自然保護協会、ジュゴン保護キャンペーンセンター、ジュゴン保護基金委員会、ジュゴンネットワーク沖縄、北限のジュゴンを見守る会、沖縄リーフチェック研究会、市民アセスなご,じゅごんの里の9団体。

辺野古沖での事前調査が強引に進められるなかで、防衛省の事前調査は環境を破壊するものであることを科学的に広くアピールするために持たれました。
辺野古大浦湾NGO会議はそのためにつくられた団体です。

報告の概要は翌日16日の沖縄タイムス、琉球新報朝刊に取り上げられています。「事前調査は非科学的」/辺野古・大浦湾NGO会議
ジュゴン保護キャンペーンセンターも2010年を国際ジュゴン年にのキャンペーン運動の意義と方向について報告提案しました。
この写真は、会場内に掲示されたバナーです。すでに7枚目の作成に入っています。
これらのバナーを来年08年10月5日からスペインのバルセロナで開かれる国際自然保護連合(IUCN)第4回世界自然保護会議に持ち込む予定です。

07年は国際イルカ年、08年は国際サンゴ礁年、そして、10年が国連生物多様性年です。
その締約国会議が日本で開催されます。

ジュゴンなど絶滅危惧種の保護計画を打ち出してこそ、日本政府は国連生物多様性年の締約国会議の開催国として責任が果たせるというものです。

ゆんたく集会の最後に海勢頭豊SDCC共同代表と海勢頭愛さん、島田路沙さんがジュゴンの歌、ザンの海を熱唱しました。

ジュゴンの歌は2004年タイのバンコクで開かれたIUCN第3回世界会議の場で披露された曲です。
またザンの海は2000年ヨルダンのアンマンで開かれIUCN第2回世界自然保護会議に向けて作曲されました。

2008年の第4回世界自然保護会議に向けての新たなジュゴンの曲がジュゴン保護運動を担う人々から待ち望まれています。