2007年活動報告  

6月23日:「命どぅ宝 平和の音 三線ライブ」
場所:芦屋市上宮川文化センター


6月23日 芦屋の上宮川文化センターで開催された、
「6/23 平和の音 三線ライブ」に参加してきました。

6月23日は、沖縄戦の慰霊の日。「6月23日が原爆投下の8月6日と9日と同じように、日本全体で戦争を憎み平和を求める日になるようにしていきたい」という、まーちゃんの呼びかけで3年前より毎年実行委員会をつくり、「6/23 平和の音 三線ライブ」をしてきました。
SDCCも実行委員会から積極的に参加しました。
SDCCはブースをだして、ジュゴンクイズと環境アセス署名、グッズ販売とイラスト集めをしました。

ジュゴンクイズではジュゴン自体知らない子ばかりなので真剣に壁に貼ったヒントを探しています。
壁にはジュゴンクイズのヒントになるジュゴンの生態や沖縄での現状、また大浦湾の海の写真を展示。
皆さん熱心に見てくれました。
プレゼントとして渡した折り紙ジュゴンが好評で作り方を教えてと急遽折り紙教室に早代わり。
隣ではIUCNに持っていくバナーにジュゴンを書いてくれました。
子どもたちはお絵かきが大好き!たくさん書いてくれました。
ホールではイラクからわざわざ来日してイラクの今の現状を話してくれました。
ここ上宮川文化センターに通う子どもたちによるカンカラ三線の演奏。ひとりひとりご挨拶してから演奏の開始。
地域活動を盛り上げています。
沖縄戦体験者である新垣亀一さんのお話。沖縄戦の時、家族で南部へ逃げているときようやく隠れた山の洞窟に日本軍がやってきた。
「ここは俺たちが守るから出て行け!」「子どもを泣かすな」 むりやり洞窟を追い出された直後に砲弾が直撃してきた。姉の息子が即死した。
軍隊は国民を守らない。みなさん、命を大切にしてください。沖縄では親より先に死ぬのが一番親不孝です・・・・

教科書検定で、沖縄戦の「集団自決」は軍の強制ではなかったとの書き換えがなされています。
しかし体験者の話は、「自決」ではなく「軍の強制による集団死」であったことをはっきりと示しています。
SDCCもホールでアピールしました。
暑いでしょう、とねぎらいの言葉をたくさんいただきました。
やはり最後はメインイベントのまーちゃんのライブです。
盛り上がりました。

    今日のジュゴンちゃんたち