2009年活動報告  

1月30日:第4回女たちの映像祭・大阪2009
場所:とよなかすてっぷ
(大阪事務所)


今日、1月30日阪急豊中駅にある「とよなかすてっぷ」ホールで、第4回女たちの映像祭・大阪2009がはじまりました。
1日3回、2月1日までで、当日券は1200円です。
すべてドキュメンタリーで、私は午前の部の韓国人監督作品の「ファンボさんに春が来た」、日本人監督作品の「ある沖縄女性の物語」、スペイン人監督作品の「おんなの言葉」の三作品を見てきました。
いずれも30分前後の小編です。

主催は「波をつくる女たち」です。
高槻富田「カフェ・コモンズ」でのてれれ上映会の時に実行委員の人から前売り券を買いました。
今日参加すると、すでにスペースを確保してくださっていて、2月に開催するセミナーチラシと署名のお願いなどを置かせていただきました。

上映直後には、参加者がさっそく2枚署名を持って帰ってくださいました。
会場では「てれれ」の下之坊さんがグッズ販売をされていました。

「ある沖縄女性の物語」はカリフォルニア州オークランドに住む70歳代の沖縄女性の半生を描いたもので、米軍人と結婚した沖縄女性が「戦争花嫁」として沖縄で差別され、米国でも米国人や日本人から差別されるなかで、すでに亡くなった米軍人の夫の愛と子どもたちに支えられ、自分の孫に沖縄の三味線や琉舞を教えるとともに沖縄戦争花嫁のグループを明るくつくっている話しです。

「おんなの言葉」はニカラグアでラジオ「女性の声」の活動を通じて妊娠中絶の権利を取り戻す運動を取り組んでいる人たちのインタビューです。
バックの音楽が小気味よく、また腐敗した権力と闘う女性の美しさを言葉の端々から感じさせる映画です。

上映後に、韓国人監督とスペイン人監督、いずれも若い女性ですが、舞台挨拶。30分ほど質疑が続けられました。
スペイン人監督は3ヶ月間の中南米旅行中に、知人の紹介でこのインタビュー作品を収録したとのことです。
今後が期待されます。

女たちの映像祭H.Pを一度ご覧になってはいかがでしょうか