2009年活動報告  

3月7日:倉沢栄一さん交流会
場所:カフェmagatama
(大阪事務所)


倉沢さんの講演会の後、場所を大阪・玉造のcafe×diningmagatamaに変えて、今度は交流会です。
交流会の方が講演会よりたくさんの人が集まりました。
最初に、2月末に沖縄・泡瀬干潟に行ってこられた冨弥充さんに、報告をしていただきました。
冨弥さんは上方水中映像幹事をされています。
(ピンボケで申し訳ありません)
沖縄市の泡瀬干潟は南西諸島最大の干潟。

ここは、砂、泥、海草藻場、サンゴ礁と多様な環境に恵まれた海です。
埋め立ての跡地利用も決まらないまま、埋め立てがはじまってしまいました。

昨年11月に那覇地裁が泡瀬干潟公金支出差し止め訴訟で県と沖縄市に将来の支出差し止めの命令を出しています。
暴挙としかいいようがありません。

貴重な映像をまじえての報告。
急なお願いを快く引き受けてくださり、ありがとうございました。
続いて、再度倉沢さんの登場です。
講演会と交流会。
ダブルヘッダーの疲れも見せず、話される倉沢さん。
magatamaでは大浦湾の生きものの写真展開催中です。
(3月15日まで)
素晴らしい写真と興味深いお話にみんな、思わずひきこまれていきます。
倉沢さんは最後に「アザラシはサケを食べるけれど、海草を食べるジュゴンは人の食べ物を横取りするわけではないし、人にとってのじゃまものではない。

基地問題という難しい問題があるが、地域の人が一丸となってジュゴンを守ろうという動きが生まれたら、ジュゴンを守ることは難しいことではないのではないか」という希望湧くメッセージをくださいました。
人と自然に対して、とてもやさしいまなざしをそそぐ倉沢さん。
本当にありがとうございました。

私たちも勇気と希望を持って、活動を続けていきます。
すてきな交流会を支えてくださった、magatamaの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました