2009年活動報告  

4月24日:環境アセス準備学習会
場所:風人の家
(大阪事務所)


4月24日 沖縄とともに基地撤去をめざす関西連絡会主催の環境アセス準備書学習会に参加しました。

沖縄からヘリ基地反対協の安次富さんが参加し、準備書の問題点やグアム協定について講演されました。


安次富さんは準備書について、ジュゴンが辺野古にこないという結論となっていることや、方法書になかったヘリパッドが記載されており方法書からやりなおすべきことなどをお話しされました。
そして2010年生物多様性年にむけ基地をやめさせ辺野古大浦湾の自然を守る世論を強めれば、基地はつくれないと訴えました。

また前回の方法書では500通あまりの意見書がでて、沖縄県環境影響評価委員会の委員の皆さんにも伝え、アセス手続きを遅らせる大きな力になったこと、今回の準備書では方法書の時の10倍の5000通をこえる意見書をだそう!とお話されました。
討議では「意見書には何を書いたらいいの?専門的なことは難しい・・」
「基地はいらない、海を守って、など率直な意見を書いてもらえばOK」
など、意見書をひろげるための実際的な議論が行われました。
国会からは、服部さんや辻元さんがいらして、国会の動きやグアム協定の動向についての報告もありました。
グアム協定については「海兵隊8000名削減が、まったく根拠のないものであることが明らかになった。
衆院優越で残念ながら成立はさけられないが、参議院では否決し、協定の意味を低めていくことが大切」と話されました。

意見書を一人でも多くからあつめ、世論を動かせば基地はかならずとめられる元気がでる学習会でした。