2010年活動報告  

5月2日:普天間基地は移設ではなく撤去!ジュゴン保護区を!
場所:エル大阪


5月2日、エル大阪で
「普天間基地は移設ではなく撤去を! ジュゴンの保護区を!〜非武の島沖縄をめざすつどい〜」を開催しました。
4/25の県民大会の写真の下には、黄色のジュゴンバナーを貼りました。
今回のイベントのタイトルにもなっているバナーも。
壁に写真も展示しました。
SDCCのブースです。
いつものように、ジュゴングッズ&コーヒー販売。
2010年国際ジュゴン年記念缶バッジはカンパ100円〜。

大人気で、さっそく帽子につけてくださる方も。
集いは月桃の花 歌舞団のエイサーからにぎやかに始まりました。
そして県民大会のビデが流されました。
朝8時から準備して、昼食抜きで撮影したという映像からは、当日の熱気や参加者の思いが伝わってきました。
高校生たちの発言には胸が熱くなりました。
保坂のぶとさん(前衆議院議員)からマスコミは普天間移設というが、普天間のヘリが辺野古へ移るのではなく、辺野古にはオスプレイが配備されるなど、辺野古の計画は「新基地建設」である、などのお話しがありました。
続いてメイン講師の狩俣信子さん(前沖縄県議会議員)の登場
狩俣さんも、もちろん4/25県民大会に参加されましたが、12:30に首里を出て、大変な混雑のなか開会15:00にぎりぎり間に合ったとのこと。
「もう始まっているのに、車が動かない!」
という電話が車の中からかかってくるなど、会場にたどり着けない人もたくさんいたそうです。
大会にかける沖縄のみんなの思いの強さがわかりますね。
“テレビを見ていたら、ある女性が「基地があるのは沖縄の悲しい運命」だと言い、また大阪のインタビューで「基地は沖縄の人に頭下げてこれからも受け入れてもらうしかない」と答えていた。そんな言葉にはホントに腹が立つ。”
“沖縄は戦後ずっと過重な基地負担を強いられてきた。
特に女性の人権は多発するレイプで踏みにじられている。
もし、基地が必要というなら、沖縄は47都道府県の1/47を負担するから残りはそれぞれで引き受けてください。そして基地がいらないと考えるなら、私たちと一緒に基地をなくすための行動を起こしてほしい。”
“グァムへの移転計画もあるけれど、グァムにすむチャモロの人たちには
大統領選挙の選挙権もなく、政府に差別されている。基地が移れば、さらに米軍に支配される。今こそ「沖縄にもどこにも基地はいらない」という思いをひとつにして行動しましょう。がんばりましょう!”

狩俣さんの歯切れ良くダイナミックなお話から、熱い思いが伝わりました。
おはなし本当にありがとうございました。
SDCCからは、人も生きものも豊かに暮らせる保護区作りについてお話ししました。
定員123人の部屋が満杯になり、イスを追加する盛況ぶり。
あらためて、基地問題への関心の高さがうかがえました。