2010年活動報告  

5月23日:多様性の海を知ろう!
場所:リバティ大阪


リバティおおさか(大阪人権博物館)での共催展
なぜ?なに?生物多様性−地球といきもの写真展−の最終日、講演会「多様性の海を知ろう!」を開催しました。
まず、リバティ大阪の学芸員さんからのおはなし。
4月20日から1か月以上に渡る写真展のアレンジをしてくださいました。
司会はSDCCスタッフ。
「昨日、5月22日は生物多様性の日だったんですけど、まだあまり知られていませんね。もっと広げましょう」
それから、SDCCスタッフから、写真展、講演会開催の趣旨をお話ししました。
「私たちの豊かな生活は物多様性に支えられています。生物多様性の意味を知り、守ることがとても大切です」
「大浦湾の生き者たち」の写真提供してくださったダイビングチーム すなっくスナフキンさんたちのビデオを5分ほど観賞。生き生きとしたクマノミたちの姿に釘づけ
そしていよいよ、本日のメインゲスト、すなっくスナフキンのメンバーの方のお話です。
メンバーの皆さんは、1〜2週に一度、忙しくても月に一度は大浦湾に潜って写真やビデオを撮っていらっしゃいます。
大浦湾は、とても生物多様性の高いところで、「ほかにこんなところはない」と強調されていました。
参考 辺野古・大浦湾 サンゴの海 生物多様性が豊かな理由 (pdf)
大浦川の河口の少し外に、海草藻場があります。
海草藻場は、ジュゴンにとって大事なだけではなく、海草を食べる魚のエサになったり、隠れ場所になったり。
たくさんのいのちの揺りかごになっているんですね。
その他、沖縄に台風が直撃することが減って、海水がかき混ぜられず、上層の水温が異常に上がってしまい、サンゴが白化してしまうことなど、わかりやすくて、興味深いおはなしが続々登場し、あっという間の1時間でした。
そのあと、SDCCからパワーポイントで
ジュゴンのこと、基地のこと、活動のことをお話ししました。
更に、同じ部屋で交流会をしました。
交流会に残った人は、聞きたいことがいっぱいでワクワク
大浦湾には、貴重なアオサンゴや、ニモで有名なクマノミ城がありますが、それだけではなく、新種がいっぱい見つかっています。
沖縄島・大浦湾で35種以上の新種を確認 (WWF-J)
調べれば調べるほど、新種がみつかる貴重な海。
このままでは、人知れず絶滅してしまうかも・・・
辺野古・大浦の海の環境を守ることが第一です
1か月以上の写真展もこの日で終了。
たくさんの方に写真を見ていただけて良かったなあ
最終日に、とってもいいお話しが聞けて、本当に感激でした
大浦の海を愛する気持ちが、ストレートに伝わって来て、こちらの「守りたい」気持ちも更に強くなりました。
すなっくスナフキンの皆さん、リバティおおさかの皆さんありがとうございました