2010年活動報告  

6月23日:平和の音・三線ライブ
場所:風人の家・大阪


6月23日沖縄慰霊の日。
大阪の風人の家で平和の音・三線ライブが開かれました。
この火は「原爆の火」。今は「平和の火」として受け継がれています。
西表島出身のまーちゃん。
「戦後65年間。沖縄にアメリカの基地がない日は一日もなかった。
基地は戦争の準備、訓練をするところ。だからいまだに沖縄戦は終わっていないと、僕は思います。
6月23日は“沖縄から全ての基地をなくす”ということを改めて心に刻む日です。」
第一部は、過去 〜沖縄戦を知る〜 がテーマ。
子どもたちにも沖縄戦を伝えるために作られた映像「沖縄戦の記録」が上映されました。
風人の家で三線の練習をしている方。
戦争は人を殺すだけでなく、生き残った人の心にも、生涯治らない傷を残します。
観光でたまたま訪れた「ひめゆりの塔」で、ひめゆりたちの文集に接し「悲惨な戦争のことを伝えていかなければ」と慰霊の日の企画をしました。
第二部は 現在 〜米軍基地問題の現状〜
SDCCから沖縄の基地の現状、ジュゴンの海と辺野古新基地建設計画についてのおはなしをしました。
9万人以上集まった県民大会、雨の中の名護緊急市民集会など沖縄の人が決して、辺野古への移設を許さないことを伝えました。
本土の人たちも、自分のこととして基地建設のこを考えてほしい。
7/2〜4の「じゅごんの里ツアー」では、名護市長激励訪問をします。
基地は絶対作らせない、環境に配慮した観光などを軸にした地域作りを掲げる稲嶺市長さんに、激励のメッセージを!との呼びかけに、たくさんのメッセージカードが集まりました。
ジュゴングッズも大人気
皆さんブースを見に来てくれて、たくさんグッズが売れたし署名も集まりました。
お店にカンパ箱やグッズを置いてくれる、という方も現れましたうれし〜
第三部は 未来 〜平和の音 三線ライブ〜
西表の素晴らしい自然と、何百年も受け継がれてきたまつりの映像をバックにまーちゃんがうたいます。
西表は戦争で焼かれなかったから、昔の物が残っている。
本島ではみんな焼かれてしまった。でも、戦争では焼けないものがある。
それは、人の心であり、うたである。収容所でも、アメリカ軍の配給の缶で作ったカンカラ三線でみんなが歌をうたいました。
誰もが平和を願っている。でも声に出さなければ世の中は変わらない。
基地はいらないとみんなで声に出して言おう。そうすれば政治を変えることが出来る。沖縄から全ての基地がなくなったら、この美しい海で、みんな一緒に泳ごう!

本当に一緒に泳ぎましょう。
ありがとうまーちゃん、みなさん。