2010年活動報告  

8月1日:ZENKO2010 in 大阪
分野別討議
場所:エルおおさか


8月1日(全交2日目)午前に、SDCCは分野別討議「普天間基地閉鎖!基地ではなくジュゴン保護区を−COP10にむけてジュゴンとともに−」をしました。

司会はSDCC・東京スタッフ
まず、SDCC事務局長から基調報告。
今年1月の名護市長選で稲嶺市長が選ばれましたが、基地推進派が巻き返しをはかっています→こちら
したがって、9月の名護市議選、11月の沖縄知事選が大きなポイントになります。
次に沖縄で広く活躍しているSDCCスタッフの吉川英樹さんから、基地計画とジュゴン保護の国際的動きについて報告がありました。
今年10月には、ジュゴン保護を国際的に進めるための会議「ボン条約・ジュゴン保護覚書第1回締約国会議」がアラブ首長国連邦のアブダビで開催されます。
会議の事務局から、ジュゴン生息国である日本に参加要請がありましたが、環境省は参加拒否をしました。
SDCCはこの会議にNGOとして参加し、プレゼンテーションをしてきます。報告を楽しみにお待ちください。
続いて、7月の「じゅごんの里ツアー」報告。

そして質疑・応答をしました。
参加者から、ジュゴンが魚の網にかかってしまう混獲の問題、SDCCが提唱しているジュゴン保護区の具体的イメージについての質問がありました。
休憩の後、関西・首都圏事務所からそれぞれ活動報告とCOP10に向けて活動方針の提案をしました。
海勢頭豊代表からは、沖縄ジュゴンの文化的意味と2012年にIUCN第5回世界自然保護会議が開催予定の韓国チェジュ島について興味深い話がありました。

多くの方に参加していただき、10月のCOP10、更に2年後のIUCNチェジュ会議を展望する意義深い集いとなりました。