2011年活動報告  

3月6日:第2回生物多様性シンポジウム
場所:大阪市立港近隣センター


3月6日、大阪市立港近隣センターで、第2回の生物多様性シンポジウムをしました。
「名古屋COP10をふまえて、これから私たちにできること」がテーマです。
まず第1部。虔十の会の坂田さんから、COP10で採択された愛知ターゲットを活用しようというお話しがありました。
「政府がこの20の目標をすべて履行したら日本は本当にいい国になりますよ」
つづいてホットスポット現状報告。
ホットスポットとは、生物多様性が豊かでありながら破壊の危機に瀕している地域のこと。
今回は、山口県・上関、沖縄県・高江と辺野古、そして東京都の高尾山の4か所から報告しました。
今、まさに埋め立て工事が強行されようとしている
上関原発工事の阻止行動をしている方から報告がありました。
沖縄本島北部の高江は、ヤンバルクイナやノグチゲラが生息する生き物の宝庫。亜熱帯気候のこのあたりでは、クワズイモもこんなに大きく育ちます。
高江も昨年12月末から米軍ヘリパッド工事が強行され、たくさんの人が阻止にかけつけました。2月末に行って来られた、のこされ島のスタッフからの報告。
沖縄県名護市の辺野古の海も、生物多様性の宝庫
SDCCから、ジュゴンのこと、基地のこと「基地ではなく保護区を」の取り組みをお話ししました。
高尾山は日本で一番植物の多い山。
豊富な水がいのちを育んでいます。
トンネル工事で、生態系が破壊されようとしています。
第2部は「未来を語らうワールドカフェ」
“どんな世界をつくっていきたいか?”“そのために何をしたらいいか?”をテーマにグループに分かれて、話し合いました。
第3部はリレートーク。
さまざまな取り組みをしている人たちから活動紹介がありました。
皮むき間伐、スロービジネス、みどりの未来などなど。
フィナーレは「みんなで歌って踊ろう」
5月22日の生物多様性御堂筋パレードに向けて、踊りの輪を広げよう
ブースも」たくさん出ましたよ。
これはSDCCのブース。
シークワーサージュース人気でした。
こちらは、のこされ島さんの高江ブース。
高江の最新情報が聞けて、写真も見れました。
SDCCは今週末、名護でイベントします。
辺野古の浜にも行って来ます。
今辺野古の浜は無残な姿になっているそうですが(辺野古浜通信より)、
あきらめないでジュゴンの海を守るよという思いを込めて、浜に飾るためのバナーにメッセージを集めました。

全国の危機に瀕しているホットスポットを守る人たち。
みんなで力を合わせて、守って行きましょう