2013年活動報告  

12月15日:平和の叫び&人間のくさり
場所:航空自衛隊経ヶ岬分屯地&京丹後市役所前(京都)


京都府北部にある京丹後市に、関西でははじめての米軍基地(Xバンドレーダー基地)がつくられようとしていることをご存知でしょうか?

12月15日(日)、京丹後市役所で抗議のヒューマンチェーンがあると聞いて大阪から、出かけて行きました。
レーダー基地設置が予定されているのは、丹後半島北端の経ヶ岬。

市役所での行動の前に現地を見ようと、経ヶ岬までドライブしました。

静かな漁村・農村地帯で、海がとてもきれいです。

ハヤブサも生息している自然豊かなところです。 
  この自衛隊の分屯地に隣接した部分の土地を接収して、米軍専用のレーダーを設置

また、米兵・軍属約160名が駐留することになります。

ちなみに、京丹後市丹後町宇川地区の人口は1,662人。

160人というのは、人口の1割にあたります。 
お昼は地元のおいしいものをと、海鮮丼をいただきました。

お刺身が新鮮でおいしかった 
雨が降ったりやんだりのお天気でしたが、きれいな虹も出て、今日の集会はきっとうまくいくよ!の予感。
海岸線から中へ入ると、農村風景が広がります。

青いのは、風力発電機。
京丹後市長も京都府知事もレーダー基地の受け入れを表明し、住民への説明もないままに、基地の計画が進んでいます

米軍基地建設を憂う宇川有志の会事務局長の宇川さんから、状況説明と呼びかけがありました。

とてもわかりやすいお話がYouTubeにアップされていますので、ぜひこちらをご覧ください。
大阪、京都市街からも、バスでたくさんの人がやってきて、1200人の参加者が、「戦争につながる基地はいらない」「あきらめずに計画を止めよう」と、手をつなぎました。
集会後、デモに出発

京丹後は、静かで趣のある町でした。
通りかかった掲示板に、映画標的の村のポスターが。

「この映画は明日の京丹後市の現実」の文字が見えます。地元の方たちで、上映会をして、沖縄の基地問題についても勉強されているそうです。

つながりを広げながら、京丹後の基地も辺野古の基地も止めていきましょう。

ZAN