2015年活動報告  

2月4日:辺野古の海をこわすな・緊急集会
場所:文京区民センター(東京)


2月4日(水)、東京・文京区民センターで開催された「辺野古の海をこわすな・緊急集会」に参加してきました。

沖縄から駆けつけてこられた北上田毅さん(ヘリ基地反対協抗議船船長、沖縄平和市民連絡会、高江現地行動連絡会)と、安部真理子さん(日本自然保護協会)のお二人が話されました。
抗議船船長の北上田さんから、新基地建設をめぐる現状と抗議行動について話されました。

船長は、海上抗議行動、カヌー隊のサポート、工事の状況の監視をされています。

オイルフェンスが1月15日から張り出されました。
フェンスが流されないよう次々と45トンの大きなコンクリートブロックの投入が強行されました。

今後「仮設桟橋」工事が強引に進められようとしています。
延長300m、必要とする石材量は大型ダンプ5000台以上の割栗石を投入するとの事、桟橋を設置するのは、実質的な埋め立ての開始です。
安部真理子さんから、辺野古・大浦湾の環境問題について話されました。
昨年の調査でジュゴンの食み跡が多数見つかった事や、エビ、カニ類の新種が36種、海草も4種発見されたそうです。
美しい辺野古の海が破壊されつつあります。安部さんから、関東にいらっしゃる皆さんに出来ることの、お願いがありました。

1、在京メディアにリクエストを!
2、翁長県知事に、早く動いてくださるよう、働きかける

  お便りをだしましょう。
カヌー隊に参加している男性と女性から、海上での体験報告がありました。
オイルフェンスの中に入ってブロックの投入を抗議していると、海保職員がカヌーの後に飛び乗ってきて、カヌーを転覆させたり、馬乗りになったり、カメラを取られたりと暴行されます。
男性は、1月16日海保職員の暴行で肋骨を骨折したそうです。

冬の海は、うねりが強く怖い言っていました。

北上田船長も、1月29日に海保職員の暴行で左手親指を捻挫しています。

皆さん、命がけで闘っています。
新基地建設ノーという県民の意志が示されたにも関わらず、工事が強行に進められています。工事の中止を求めて、
がんばっていきましょう。