2015年活動報告  

2月6日:ジュゴンスタディツアー報告会
場所:品川きゅりあん(東京)


2月6日(金)に、昨年12月に実施された「フィリピンジュゴンスタデイツアー」の報告会を、品川きゅりあんで開催しました。

ツアーを主催した「海の生き物を守り会」代表の向井宏先生をお迎えし、ツアーの事を報告していただきました。
フィリピンでの調査は、2005年から10年間続けられています。

ミンダナオ島タバオ湾マリタで実施しており、2011年からはマティでも調査を始めたそうです。
海草の食み跡や、監視塔(現在は撤去)を建設して調査していた。

マリタでは、ほぼ毎日のようにジュゴンは観察されたそうです。

フィリピンと沖縄のジュゴンのDNAが、ほぼ同じようであるそうです。

10年前に比べて、土砂の流入などで海草が減少してきているのが心配と話されました。
ツアーに参加した首都圏スタッフの三村さんからも調査した事を報告。
マティ、マリタの2箇所で、食み跡や海草の生息状況を中心に調査をしてきた。
宿泊していたコテージのあるマヨ湾は、朝夕にジュゴンが必ず現れるので、毎朝ビーチからジュゴンを探していたら、息継ぎに浮上した姿を一瞬目撃できたそうです。
はじめて水中カメラでジュゴンの撮影に成功!すばらしですね。

他の参加者もチャーターしたセスナからの撮影も成功したそうです。

様々な方法で、皆さん、野生のジュゴンに会えたそうです。

政府は、ジュゴンの餌場を奪おうとしています。

現地では座り込みや、海上での抗議行動で、頑張っています。

皆で、辺野古の海の埋めたてを阻止しましょう。

頑張りましょう!!