2015年活動報告  

2月21日:アジア非核大会&ピースキャンプ報告会
場所:ドーンセンター(大阪)


2月21日(土)、大阪天満橋のドーンセンターで、AKAY主催のアジア非核大会 IN マニラ・ピースキャンプ(1/8〜12)報告会にブース参加してきました。

AKAYは、フィリピンの子どもたちの就学支援などをされていて、毎年フィリピンツアーをされています。

原発は人間らしく生きる権利を奪い、子どもたちが安心して暮らす社会を壊している、ということで、2011年以降、AKAYは反原発の動きと連帯して活動されています。
1月9日に、非核バターンや地域の人たちとのフォーラムに参加。

バターン原発は、施設を作ったものの、マルコス政権打倒の政治運動と反原発運動が結びつき、一度も稼働せず閉鎖された原発で、今は、燃料棒も撤去され、原子炉内部の見学もできるそうです。
  今、フィリピンに稼働している原発はありませんが、建設計画はたくさんあるそうです。

原発のことをきちんと知ること、世界中でつながることが力になります。
10日、マニラで開催された「環境・正義・平和に関するアジア非核会議」で、郡山から京都に避難されている萩原さん親子から、避難生活の苦しみや健康被害への不安が語られました。

フィリピンでは、原発に対する関心は、まだ高くないそうですが、「原発は無くせる、原発がなくなるまで、がんばりましょう」とのスピーチに大きな拍手が送られたそうです。
11日は、子どもたちのピースキャンプ。

リパ市のキャンプサイトで、小中高生4人が自作の紙芝居を披露。

日本語をタガログ語に訳してもらって、「私たち子どもが原発と向き合って、気づいてない人に広めていこう」と呼びかけたそうです。

この日は、日本語で大人も一緒の紙芝居。




見えず、匂いもせす、味もない放射能被害が、よくわかるように、描いてありますね〜

報告の後、参加者同士で、感想や意見交換をしました。
すべての子どもたちの、豊かで安全な未来の為に、大人ががんばること、そして、子どもたちに原発のことを伝えていくことの重要性を確認しました。

「環境・正義・平和に関するアジア非核会議」で、フィリピン大学のローランド・シンブラ教授は、アジアの平和を脅かす事例として「沖縄や本土における米軍基地の存在は、日本の安全の脅威のみならず、近隣諸国への脅威にもなっている」と日本の戦争政策を厳しく批判したそうです。

まさに、環境・正義・平和は、ひとつのこととしてつながっています。
SDCCから辺野古の現状についても、アピールさせてもらいました。

日本で、フィリピンで、世界中で厳しい状況が続いていますが、環境・正義・平和のために、できることを続けていきましょう

ZAN