2015年活動報告  

10月29日:おきなわ茶会
場所:モモの家(大阪)


吹田市にあるコミュニティスペースモモの家
定期的にひらいているおきなわ茶会

沖縄をとおして平和を考え学ぶ場として続けています。
映像を観たり、お話しを聴いたりして
その後お茶を飲みながらみんなでゆんたく(おしゃべり)しています。

10月29日は、「基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会」の芳沢さんをお迎えしての
2回シリーズの1回目でした。

芳沢さんは、沖縄が本土復帰する前に、パスポートで鹿児島にわたり
静岡の大学で学ばれました。沖縄の復帰前後の混乱の中
自分は沖縄のために何ができるだろうか、と考え
沖縄の文化、沖縄の心を伝えていこうと思い
大学で学んできたと最初に話されました。



パスポートが必要だったということ
沖縄は戦後27年間、米軍の占領下だったということ
いったい、沖縄はどこの国だったのでしょう?と問いかけられました。
日本でもない、アメリカでもない
何にも守られない状況に置かれていたのですよ、と

だから、平和憲法を持つ日本に復帰したいと強く望んだのだと
日本国憲法のもとで、主権、生存権、平和を持ちたいと
しかし、望んでいたような復帰ではなかった
復帰した先がアメリカの支配下にある日本だった、、、と
今でも基地はあり続け、復帰後に基地は増えている

日本の国は安保法が成立し、辺野古への新基地建設の強行、原発の再稼働、、、
ほんとにおかしな、ひどい状況になっている
なんとかしていかないと、と



米軍の占領下のひどい状況を、知らされていなかった、知らなかった、、、
今も変わらぬ状況があるから、独立したほうがいいのではと思っていたけど
それは、簡単に言えないのだと理解できたという感想がありました。

芳沢さんは
「できるものならしたいわよ。できないからくるしんでいるのよ」と
「それと、独立したらいいじゃないといわれると、突き放された感じがする。
 それは、あなたの問題ではないの?と思う」と応えられました

自分の問題としてとらえる、自分の暮らしとの接点を見つける、考える
そのことが大事ではないか。
「消費税が10%に上がる。それは軍事費に使われるかもしれない。
 人ごとではないと思う」という感想も

「平和とは戦争がないだけではない、暴力による支配がないことだと教えてもらった。
 沖縄は今も暴力のもとにあるのだと…それはとても嫌だなと思う」という感想も

芳沢さんのお話しは、とても重い内容なのだけど
優しく力強い語りかけとあきらめないという思いで
聴く私たちを元気にしてくださいました。
聴けて良かったと思います。

「良かったね」という思いをみんなでシェアできました

辺野古では、ほんとにひどいことを国は強行してきます。
どう抗っていくのか
みんなで深めていきたいです

次回も、芳沢さんをお迎えします。
どうぞご参加ください

カフェコーナーもありますよ
おにぎり&お味噌汁の軽食や

手づくりスィーツや飲み物があります〜


次回は11月26日です


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 おきなわ茶会
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・・・沖縄をとおして平和をおもう・・・

「基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会」の芳沢さんをお迎えしての
2回シリーズの2回目です。

現在、大阪・箕面市在住、三線(サンシン)片手に講演、街頭行動と
活動を続けられている芳沢さん。宮古島出身で、米軍占領下の沖縄から
パスポートを持って鹿児島に上陸、静岡の大学で学ばれました。
その後、教員として伊江島で反基地闘争を目撃してこられました。
その当時から、現在に至るまでのお話をじっくりお聴きしたいと思っています。
貴重な機会です。
どうぞご参加ください
お話を聴いて、ゆんたく(おしゃべり)しましょう


 とき : 2015年11月26日(木)19時〜21時(18時半からカフェオープン)

 ところ:モモの家(吹田市泉町5-1-18)
  http://www.momo-family.org/?page_id=9
     阪急吹田駅から徒歩5分、JR吹田駅から徒歩12分

  参加費:500えん+カフェで1オーダー

 問合せ:090-9043-0791
     chstyshd@gmail.com (よしだ)

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美しい辺野古・大浦湾、きらきら輝いている海

ジュゴンが泳ぐ、宝の海
そのままに。。。