2016年活動報告  

6月2日:出張授業
場所:追手門学院大学(大阪)



6月2日、大阪茨木市の追手門学院大学に、出張授業に行ってきました。

今堀洋子准教授の「環境の科学」という講座で、ふだんは
女性の科学者達が、地球や生物の異変に気づきそれに警鐘を鳴らし続けて、
世の中を動かしていった軌跡を学んでいるそうです。
「SDCCの活動は、気づき人、それをほっとけないという人達が、
活動をしているという意味で通じることがあると思っています。」と
呼んでいただきました。


沖縄ジュゴンと基地のこと、沖縄戦のこと、
海を守ろうと、基地に反対して座り込んでいる方々のこと、
名護市が基地に頼らない地域づくりを進めていること、
SDCCの大阪での取り組みなど、
できるだけわかりやすく、パワーポイントでお話ししました。


署名も呼びかけたのですが、授業後すぐに、何人もの学生さんが、
「署名します」とやってきてくれたし、「100人分集めてきます
という頼もしい学生さんもいて大感激


その後、学生さんにセイヨウミツバチの巣箱に案内していただきました。
「学生の企画力や実行力を養成 する一環としてミツバチを
キャンパスで飼育することを通して自然と生命、環境問題などを学ぶ
「追大ミツバチプロジェクト」 (FBページはこちら
セイヨウミツバチとニホンミツバチの違いや、熱帯のミツバチは
越冬用の食料がいらないので、はちみつをつくらないことなど、
色々教えていただきました。

今回の出張授業は、大学生の皆さんに6/18の「GAMA 月桃の花」上映会&平和の集い
見てもらいたいということがきっかけになって実現しました。

終了後に書いてもらった感想用紙には
「ジュゴンは絶対守りたいと思った」
「自分もすわりこみに参加したい」
「大阪に基地はないけど、自分のこととして考えたい」
「今度の選挙には、今日聞いたことも考えて投票したい」
「ジュゴンや環境は守りたいけれど、基地は必要だと思う」
「自国を守るのは他国の軍隊ではなく自国で。移設には反対。」
など様々な意見が書き込まれていました。

あれもこれもと、言いたいことがたくさんあって、少し消化不良ぎみに
なってしまったかもしれませんが、若い方たちの意見を知ることが出来た
貴重な機会になりました。

「はじめて知って驚いた、まわりに伝えていきたい」という感想もあり、
もっとしっかりと伝えられるようにがんばろうと、元気づけられました。

今堀さん、学生の皆さん、ありがとうございました

ZAN