2019年活動報告  

2月21日:じゅごん茶話会
場所:SDCC関西事務所(大阪)


2019年もじゅごん茶話会を毎月1回ひらきますと宣言して
無事、2月もひらくことが出来ました
久しぶりの方も参加して下さってにぎやかでした


今年は学習タイムの時間を設け、様々なテーマで学んでいこうと準備しています
2月のテーマは、食と農とタネ〜フードデモクラシーのお話し

けーし風第101号で特集「沖縄のタネと農の行方ーフードデモクラシーと地域の自立」が組まれていて
これは大変!知らなくちゃということで学習しました

何がたいへんなのか
食はいのちの基本
農業(食べ物を作る)の最初のタネ
去年の4月に「特定農産物種子法」が廃止された、、、

現在、タネが多国籍企業に牛耳られつつある
遺伝子組み換え、農薬、化学肥料、、、
食の安全はいったいどうなっていくのか、、、

キーワードは、食の自立、タネの多様性を守ること
地産地消、産直、援農、地域でのネットワーク
『種は未来への宝物』

「作らなければ 他所からうばってこないといけない」
それが戦争のもとになっていく、、、

真の安全保障って
そんなことをゆんたく(おしゃべり)しました


その他にもいろいろの資料、新聞記事を持ち寄り
辺野古の近況を報告

政府も認めた軟弱地盤、辺野古の海を埋め立てるのは無理ってこと
なのに、強行しようとする政府、おかしいねー
はやく政府に断念させるために
出来ることをしていこうと
いろいろ話し合いました

ジュゴン訴訟も再審理中、いろいろ動きがあります
SDCC国際担当吉川さんのブログより
英語ですが、記事の内容は、
7万6千本の砂柱を海底に打ち込こむということは環境を破壊することになる。
環境に影響がないという政府の論理は、法的にも実質的にも破綻している。
この状況は、米国の司法(ジュゴン訴訟)とやんばるの森の世界自然遺産登録に関わるIUCNの
integrityを脅かすものだ。米国の裁判所も、IUCNも基地建設の断念を日本政府に求めよ。
というものです。

この内容の記事がThe Asia Pacific Journal:Japan Focusに掲載されました
米国はじめ、海外へも情報発信しています

そして、2月初めに沖縄に行ってきたKさんからの報告
辺野古ゲート前での集会の様子や県民投票に向けたいろいろな取り組みを聴きました
県民投票は若者が動き出した
そして、普天間基地近くの緑ヶ丘保育園に米軍ヘリの部品が落下し
怖い思いをした母親たちが動き出している
「お空を飛ぶのは小鳥だけがいいね」という子どもたちの視点から
やさしくわかりやすく情報を発信されている
というのを聴きました
「あきらめない」「基地のない平和で安全な島を」
そんな思いが脈々と受け継がれている
私たちも共にと思います

県民投票で問われているのは沖縄だけのじゃなく
私たち一人ひとりが考えなければならない問題

望む方向に変えていきましょう



報告を聴きながら
あれやこれや
何をどうすべきか
にぎやかに語り合いました


ほっとひと息、コーヒータイムは
差し入れのひな祭り用のピンクのハート形のお菓子と

ハートが世界中にあふれるといいね

3月のじゅごん茶話会は、3月21日(木・祝)14時〜
  4月のじゅごん茶話会は、4月25日(木) 14時〜

どうぞ気軽にご参加ください