2019年活動報告  

7月28日・29日:2019.ZENKOin 東京
場所:日本教育会館・星稜会館・サンパール荒川(東京)


7月28日(土)と29日(日)東京で開催された、2019ZENKO in 東京に、
SDCCとして賛同し、参加してきました。



開会集会。全国から集まった仲間と、韓国、アメリカ、沖縄、フィリピン、イラクなど世界からトランプ、安倍などの
戦争を進める勢力に対して、平和を作ろうと努力している人たちがあつまりました。
沖縄からは上間芳子さんが参加され、安和桟橋、本部塩川港からの土砂搬出阻止行動など、直近の沖縄情勢がお話されました。



SDCCのブース。首都圏の仲間が準備したグッズを販売しました。サーターアンダギーがおいしかった。



今回、はじめてアメリカのDSA(アメリカ民主主義的社会主義者)のビル・イェィツさんが参加しました。
アメリカの下院議員選挙で、DSAはアレキサンドロ・オカシオコルテス(AOC)はじめとする女性候補の当選など、高等教育の無償化や健康保険制度、奨学金ローン返済の免除などの99%の民衆の生活向上のための大胆な政策を掲げて大きく前進しました。その背景にある、支持者を広く獲得し、若者が「自分たちが社会を変えていける」と自信を持って行動できるための、計画的な戸別訪問活動をはじめとする運動の内容が報告されました。
特に、「まず会話をし、相手の話を聞く関係を作ることが大切。その会話の中から、DSAの政策を説明する糸口をつかんでいく。全部説明できなくてよい。まず話し合える関係を、地域の中に深く広げていくことが重要」といお話が心に残りました。



夜のコンサート。海勢頭豊さんが「喜瀬武原」「ハルラサン」を熱唱されました。



28日は、大田区民消費生活センターで「分科会14 沖縄のジュゴンを絶滅させるな!ジュゴン訴訟に勝利しよう」を行いました。
海勢頭豊SDCC共同代表のあいさつ。「日本は今だ神話の国(国家神道を国是とする国)だ。竜宮神ジュゴンを平和の神として信じるジュゴン信仰は、古代より琉球から中国、中東まで広がっていた。この平和の神を武力信仰にすり替え、現代にいたるまで人々を支配してきたのが天皇制であり、国家神道だ。歴史の欺瞞の上に成り立っている安倍政権を倒し、ジュゴンと憲法9条に体現される絶対平和の心をとりもどしていかなければならない」とあいさつされました。



基調提起。ジュゴンBの死にかかわって、IUCNがジュゴン保護アクションプラン作成のため、来日を計画していること。これをとらえて現在の工事強行がジュゴン保全と全く逆行していることを国際的にアピールしていくこと。ジュゴン訴訟控訴審にSDCCとして代表を送り、「公開審理」実現と勝訴のため、CBD(生物多様性センター)との協力関係を強めること。安和桟橋と本部塩川港からの違法な赤土搬出に対して、文書指示しか出していない沖縄県に対して、10月下旬交渉を行う。これをふまえて11月対政府交渉を行うことなどが提案・確認されました。




閉会集会。2日間の議論を踏まえて全国、世界の仲間が壇上にあがってウイ シャル オーバーカムを歌いました。
アメリカのDSAの参加もあり、「世界を変えていける。自分たちにはその力がある」と力が湧く2日間でした。

 ☆じゅごん