2021年活動報告  

3月25日:じゅごん茶話会
場所:SDCC関西事務所(大阪)


こんにちは
大阪は桜が満開、春の陽気です


3月25日(木)にじゅごん茶話会をひらきました
今回は、昨年11月に宮古島を訪問されたRAWAと連帯する会のKさんからお話を聴きました
茶話会メンバーで宮古島を訪れたのは2年前、その時は予定地だったのに
保良では弾薬庫の建設が進んでいる。4月初めには開所式があるという

何とかしないと、できることを、、、と思いながら
何もできずにいる間に、小さな島でどんどん軍事化が強行されていた





写真や資料を交えてのお話はずしんと伝わってきます
市役所前などでの週一回のスタンディング、保良弾薬庫入り口での毎日の阻止行動
トラック一台を20分止めるあきらめない取り組み

様々な問題すべてに直接かかわることはかなわないけれど
知ることは第一歩、そして、できることを
そして、つながっていくこと

米中の対立、尖閣のいざこさ、etc
その中で、強行される南西諸島の軍事強化
あってはならないけれど、もしも有事、となれば
狙われるのは基地のある場所
小さな島に何かあれば、どこに逃げろというのだろう
また、住民は捨て石にされるのか
だから、抗う

それ以前に、自宅のすぐそばにミサイル基地や弾薬庫があり
訓練といい、ミサイルを搭載する軍事車両が島内を走り回る
そんな日常は異常だ
そして、日々、阻止行動をしなければいけないということ自体が
暮らしを壊している


差し入れのケーキやお菓子でひと息、お茶タイム
いろいろの思いをゆんたく(おしゃべり)

後半は、辺野古の近況です
最近の新聞記事やニュースをシェアします


どこから見ても、辺野古新基地建設は破綻している
はやく止めなくては

それからいろいろ資料を紹介

AKAYのKさんがフィリピンのABAKADAのことを教えてくれました
フィリピンではコロナ禍でますます厳しい状況になっているが、負けじと平和集会が開かれます
オンラインで日本からもメッセージを送ります


はとぽっぽ通信より、紹介されている「人新世の資本論」(斎藤幸平著)の感想を抜粋
資本主義を牛耳る1%の超富裕層が99%の人々を抑圧し、支配している構図だが、3.5%の
「人々が非暴力的な方法で、本気で立ち上がると、社会が大きく変わる」と斎藤氏は提示している

3.5% 元気が出る

最後の最後に、ミニシュパリズム(地域主義)を紹介
地域に根ざした、自治的な合意形成を重視する考え
めざせ他国の資源に依存しない「衣食住自給率100%の生物多様性・循環型社会

バルセロナやナポリ、グルノーブル(フランス)など革新的な自治体が
ミニシュパリズムをかかげて市政をすすめているそうです
注目ですね

そんなこんなのじゅごん茶話会でした

次回は、4月22日(木)14時〜を予定しています
   ※状況によってはお休みする場合もあります