大浦湾モニタリングツアー報告      

大浦アサギ庭(ナー)のガジュマル

アサギとは集落の拝所のことで、大浦の神アサギはもとは森の麓にあったものが現在の場所に移されました。
かつてアサギにはノロがいました。ノロは首里の王府が任命した女神(シャーマン)で、この任命をめぐって「ノロ争い」がおこったこともあったそうです。

ガジュマルとは
「幹や枝から気根を垂下して地上に根を張り、それが幹となって四方に枝葉が広がるので、公園や施設広場のシンボルとして、またアサギや御嶽では信仰の木となることがある。」
「気根は次々とフクギやビロウの幹を巻きながら肥大し、大木になっていく。自身も太っていくフクギの幹はその締めつけに堪らなくなり、枯れていくだろう」
(名護市HPより)
大浦のガジュマルにもフクギが「一体」になっていました。
また「半鐘」がわりの古いガスボンベがつるされていました。
沖縄では古いガジュマルの木にキジムナー(木の精霊)がすんでいる、と言われています。
キジムナーがいるような立派なガジュマルでした。
キジムナーについてはこちら
http://www.churashima.net/word/12.html



汀間

汀間の拝所
この場所は御神小(ウガミグァー)と呼ばれる聖地です。
1957年に付近の2カ所の整地を併せて拝殿が建立されました。
現在の建物は2003年に新築されたものです。
汀間の街並み フクギの矢敷林
フクギは常緑高木で厚い葉を持ち、防風・防火に役立ちます。琉球王朝時代は王府が奨励していたそうです。
しかし実際フクギのある家に住んでみると、実を食べに来たコウモリの鳴き声で夜じゅううるさかったり、実が腐ったにおいがひどかったりとなかなか大変なようで、現在では減ってきているそうです。
また、王府が都市計画を立てていたので、街並は碁盤の目のようになっているそうです。