2007年活動報告  

8月4日〜5日:ZENKO 2007
場所:大田区民センター(東京)
2日目その2


午後はいよいよ特別交流会「沖縄の軍事化と差別に反対する」です。

自分たちの手で作ろうと、行動しはじめたのを実感しました。
司会はジュゴンちゃん。
先ず「平和と生活をむすぶ会」から米軍再編など最近の情勢の報告がありました。
次にSDCCから、先日の「じゅごんの里ツアー」で調べてきた
「事前調査」の機器設置の様子や問題点について報告しました。
そのあと、参加者からの発言がありました。

金城実さんは、今回の参議院選挙についてなど。
沖縄から参加している女性は、「辺野古だけでなく、東村高江のことも知ってほしい」と訴えられました。高江には去年の「じゅごんの里ツアー」のときに行ってきました(報告はこちら)。
イタジイが茂るとても美しい場所ですが、ついにヘリパッドの工事がはじまってしまいました。
那覇から行くには、時間もお金もかかるのですが、アスファルトの上に寝袋をしいて、仮眠をとったりしながら、みんなで阻止行動を続けているそうです。
ぜひブログ高江発ヤンバルの自然を守りたい!
やんばる東村 高江の現状
をご覧ください。
海勢頭代表は、「ジュゴンの名前大募集」について。

北海道から参加された男性は、「沖縄に行ってはじめて基地の実態を知りました。
基地を沖縄に押し付けている、こんなにもひどい現状を変えなければいけないと、本を読むなかで無防備の運動と出会いました」と発言されました。

SDCCから「2010年を国際ジュゴン年に」のキャンペーンバナーの取り組みや、沖縄県への抗議・要請FAX、きちんとしたアセスを求める国際署名、会員募集のお知らせなどをしました。
ご参加の皆さん、ありがとうございました。
この後の07全交決議・全体討議が終わるといよいよフィナーレ

最後は客席も一緒になって、“We shall overcome"を歌いました。
ギターはフィリピン、AKCDFのポール・ガランさん。
AKCDFはフィリピンの子どもたちに教育と栄養補助を提供している組織です。

全交の年に一度の大会、今年は37回目です。
年々若い人の参加が増えています。
不安定雇用が広がり、格差が拡大している中、若者が平和で豊かな未来を自分たちの手で作ろうと、行動しはじめたのを実感しました。