2008年活動報告  

7月12日:学習会/世界の声でジュゴンを守ろう
場所:中之島公会堂(大阪)
その2


休憩後、まず6/27-29の第3回じゅごんの里ツアーの報告をしました。
パワーポイントの技術を駆使した画面とユニークな語り口に、ご参加の
皆さんも思わず笑顔に

じゅごんの里ツアー報告はこちらをご覧ください。
次に、那覇市内で開講されている桜坂市民大学を受講された方からお話を聞きました。

6月に辺野古・高江を訪問する講座に参加されました。

何度もこのあたりの海には来ていたけれど、辺野古の浜に立つのははじめてだそうです。
浜には鉄条網でしっかりと境界線が引かれていました。

鉄条網の向こうはキャンプシュワブ。

立ち入り禁止の看板もあります。
平和を願う色とりどりのリボンメッセージも一度焼かれてしまいました。
(でも新しいリボンがどんどん届いています。by ZAN)


高江のヘリパッド予定地でも、座り込みが続けられています。
ゲートがいくつもあるので、座り込みも大変です。
そして、やはりここにも境界がありました。
一般人が入ることのできない境界があってはならないと強く感じ、そして大阪で、この現実をまわりの人に伝えていこうと思われたという、うれしいメッセージでした。





じゅごんの里ツアー初参加者からの報告もありました。
4月にはじめて辺野古に行って、阻止行動にも参加し、基地建設を止めたいという強い思いに触れたそうです。

大阪に帰ってから、「基地を止めるために、何をしたらいいのか」考えているときに SDCCに出会い、ツアーに参加することにしました」(うれしいな〜 by ZAN)
キャンプシュワブ前で地元の方が、家族で行動を続けられていることに心を動かされたり、大浦湾やヤンバルの森の自然と触れることもできて良かったということです。

「ジュゴン保護区を作ることで、基地建設が止められ、自然が守られればすばらしいということをまわりに伝えたい、私たちも海から生まれた生きものなんだから」


このタペストリー。大浦湾と辺野古です。
豊かな海を表現したとっての素敵なタペストリーですね。
「基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会」の方が持って来てくだいました。

このほか、ツアーに初参加された方々から感想をいただきました。
つらい体験をし、今もがんばっている沖縄のおばあたちのやさしさに触れた。
その心からの思いは人を動かす力を持っていると思う。
戦争体験があるので、二度と戦争を起こしてはいけないことを強く感じる、など。

ツアーに参加することで、さまざまな思いを持っていただけてとてもうれしく思っています。
学習会のあとは、会場近くのスペイン料理やさんでディナー

10月のバルセロナ行きに備えて(?)。

わいわいお話も料理もとてもおいしかったです。