2011年活動報告  

4月10日:SDCC総会&交流会
場所:ドーンセンター(大阪)


4月10日(日)、大阪天満橋のドーンセンターで第11回のSDCC総会&10周年のつどいをしました。
この10年の間に、沖縄では基地に頼らない取り組みがはじまり、ジュゴン保護区作りも現実のものとなりつつあります。
第1部のオープニングは、「月桃の花」歌舞団の歌と踊りから。
今週の土曜(4/16)の『フリーダム』大阪公演を控えて大忙しの中、駆けつけてくださいました。
「基地も原発も命を奪うもの。私たちもいのちを守る取り組みを続けていきたい」
海勢頭豊代表からあいさつ。
来年2012年のIUCN世界自然保護会議は韓国の済州島で開催されます。
済州島では、今海軍基地建設が進められていますが、済州島基地に反対し、豊かな自然を守ろうとしている人たちの応援をして、来年の会議を盛り上げましょう。
続いて、3月に南山大学を退官されたばかりの、目崎茂和さんからごあいさついただきました。
目崎さんには、学習会や写真展に何度もに来ていただき、とてもお世話になっています。
事務局長から、昨年度の総括・今年度方針・予算案の提案などをしました。
国際担当の吉川秀樹から、沖縄BDネットワークでの活動と昨年10月のアブダビでのジュゴン保護署名国会議への参加報告をしました。
3月にフィリピンを訪問したスタッフから、フィリピンでのジュゴン保護の取り組み報告。
今後詳しい報告を「ちゃんぷるニュース」に連載します。ニュース会員になって読んでください
第2部は、10年のつどい交流会。
SDCCは、2000年のIUCNアンマン(ヨルダン)の世界自然保護会議でのジュゴン保護勧告を履行するために、2001年3月に結成しました。10年のあゆみをパワーポイントで紹介しました。
それから、首都圏から会計報告と活動報告。
この1年のなつかしい写真がいっぱい
関西からも活動報告。去年1年で主催活動以外に80回以上もイベントに参加しました
それからグループに分かれて、自己紹介、SDCCと出会ったきっかけなど、思い思いにおしゃべりしました。どのテーブルも大いに盛り上がりました

最後に各テーブルから発言をいただきました。
2000年アンマンの会議に参加された方から。
「嘉陽の海で、ジュゴンの写真を撮ったことがあるんですよ」
おととしのじゅごんの里ツアーの参加者。「10年続けてるってすごいことだと思った。フィリピン報告とても興味深いです」
『平和と生活をむすぶ会』の方から。
「私たちはの会は、24年やってますが、高齢化が進んでるので若い人がいるのがうらやましい」
「10年以上前に“ジュゴンの見える丘”で、寒さに震えながら、ジュゴンが見えないか、夜通し観察しました(見えなかった・・・)。」
しばらくぶりに、ジュゴンのことを思い出して、
今年の「じゅごんの里ツアー」に参加しますとのこと
いつも、ジュゴングッズを買ってくださる方です。
「着ぐるみバージョンアップなど、出来ることはお手伝いします
最後は目崎さんに、しめていただきました。
元気モリモリ
SDCCが元気に活動して来られたのは、応援してくださる皆さまの協力があってこそ。今、厳しい情勢の中でも、パワフルに楽しく活動していきます。いのちを奪う「基地も原発もいらない」。
自然と共生する未来を作っていきましょう。