2013年活動報告  

6月22日:「福島 六ヶ所村 未来への伝言」上映会+講演会
場所:とよなかすてっぷ(大阪)


6/22(土)、とよなかすてっぷで開催された『福島 六ヶ所 未来への伝言』上映会+前田基行さん講演会に行ってきました。

まず、『福島 六ヶ所 未来への伝言』の上映から。

六ヶ所村で12年暮らした島田恵監督が、〜福島と六ヶ所をつなぐもの〜、というテーマで作られた作品です。

六ヶ所の漁師さんたちが、かつて核施設の海上調査に反対して、船で調査船を止めようとしていた姿は、辺野古のボーリング調査反対のことを彷彿させ、改めて辺野古と六ヶ所はつながっているんだと、思いました。

「核施設が来て仕事ができたから、出稼ぎせずに地元で生活できる」という声もありました。

しかし、核や基地を受け入れなくても、豊かに暮らせる地域づくりを国が支援し、全国のみんなで応援していくことが大切だと思います。
前田さんは、朝日新聞の福島原発事故の連載記事「プロメテウスの罠」執筆者のおひとりです。

原発事故後、新聞紙上に原発関連の記事があふれている中、徹底して被災者の立場に立った記事を書こうと、2011年10月に連載が始まりました。

取材を通して、東電、政府の、なるべくお金を出したくない、なるべく事故を小さなものに見せたい、という姿勢があらわに見えてきたそうです。

新聞やテレビなどのマスコミが、なかなか本当のことを載せない現状の中、現場の記者さんの貴重なお話を伺えてよかったです。

質疑のコーナーでは、参加者の皆さんから、質問だけでなく、もっと、どんどん載せてほしいという熱い要望がたくさん寄せられました。
SDCCは、ブースを出させていただき、知事への応援ハガキも集めました。

みなさま、ありがとうございました。
終了後、今度は通天閣そばの、のこされ島へ。

イベントに呼んでいただき、お店に署名・グッズを置いてもらって大変お世話になっていたのですが、のこさんとガンジーさんが、この夏旅立つことになりました。

今までお世話になりましたまた逢う日まで。

マスターは変わっても、お店は変わらず営業されます。

皆さん、行ってみてくださいね。

ZAN